31日に3度目の防衛戦(東京・有明コロシアム)を控えるWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)が28日、完全休養した。同級4位三浦隆司(横浜光)の挑戦を受ける内山は25日以降から「1勤1休」のペースに入っており、世界戦に向けた猛練習で蓄積した疲労回復に努めている。29日には都内で挑戦者とともに予備検診を受け、30日の前日計量に備える。

 ワタナベジムにはこの日、内山が使用する試合トランクスなどが到着した。所属ジムの渡辺均会長は「内山の調整は順調。あとは防衛戦に向けて疲労を取るだけです」と代弁していた。