<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア>◇10日◇東京・後楽園ホール◇2005人

 準決勝、決勝が行われ、決勝で昨年準優勝の飯伏幸太(29=DDT)が田口隆祐(32)を破って初優勝を飾った。フェニックス・スプラッシュから片エビ固めで、20分22秒にフォールを奪った。他団体から参加した選手の優勝は初めて。

 準決勝で飯伏はデイビー・リチャーズ、田口はプリンス・デヴィットを破って決勝進出。2人は、ともに予選Bリーグ。開幕戦では田口が勝ったが、飯伏がリベンジを果たした。飯伏は「全部出し切った。最高です。でも、まだ優勝だけ。僕の夢はIWGPジュニアヘビーのベルトを取ること」と、リング上で王者デヴィットに挑戦を表明した。

 デヴィットも「おめでとう。大阪でやろう」と応じて、18日の大阪大会で選手権が実現する。