UFCフライ級3位平良達郎(26=THE BLACKBELT JAPAN)が日本人初のUFC王座獲得へ、王者に強気の姿勢を貫いた。9日(日本時間10日)、米ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャルセンターでUFC328大会が開催。同興行で平良は同級王者ジョシュア・ヴァン(24=ミャンマー)に挑戦する。7日(日本時間8日)には、同会場で試合前会見に出席。恒例のネクタイ、ダブルのスーツ姿という正装で登場し、王者ヴァンとUFCデイナ・ホワイト社長の見守る中、フェースオフ(にらみ合い)も展開した。
昨年12月、ヴァンは王者アレシャンドレ・パントージャ(36=ブラジル)に挑戦。開始26秒でパントージャの左ひじ負傷という幕切れでTKO勝ちし、新王者となった。平良は「君の前の試合はあまりにも早く終わってしまったよね。だから今回、僕たちは誰が真の王者かハッキリさせないといけない」とヴァンの目をみながら言い切った。一方、ヴァンは「平良はは素晴らしい男で万能なファイターだ。ただたまたま俺と戦わなきゃいけないんだ。そして、彼はこれからそれ(自分の強さ)を知ることになるよ」と自信たっぷりに対応していた。
ヴァンとの対決はミャンマーVS日本というアジア対決。2000年代生まれ同士の対決で、UFC王座戦としては初めて。「新時代到来」と言われるカードとなる。当初は4月11日(同12日)、米マイアミのカセヤ・センターで開催されるUFC327大会で組まれていたカードだったが、王者ヴァンの負傷のために約1週間前に1カ月後の延期が発表。米コロラド州デンバーで合宿していた平良は、そのまま同地に残って最終調整していた。

