WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃(34=帝拳)が4日、都内の所属ジムでジムワークを開始した。今年4月8日、同級6位マウリシオ・ムニョス(アルゼンチン)を9回KO勝ちで下し、6度目の防衛に成功。1カ月間の休養後、地元兵庫でロードワークやフィジカルトレーニングを開始し、この日、約4カ月ぶりにジム内での練習を本格スタートさせた。西岡は「次の試合に向けて右のパンチをさらに完璧に近づけていきたい」と抱負を口にした。

 また、25日に35歳の誕生日を迎え、7度目の防衛戦は10月に米国ネバダ州ラスベガスで予定されており、日本人世界王者の最年長防衛記録がかかる。「自分がワクワクする試合がしたい」と意欲を示した。