今月31日、東京・日本武道館で行われるプロボクシングのダブル世界戦に出場するWBA世界バンタム級王者亀田興毅(24=亀田)、WBA世界フライ級4位清水智信(30=金子)、プロデビュー戦を控える元格闘家アンディ・オロゴン(28=平仲BS)の3人が17日、東京・大手町の東京サンケイビル前広場で公開スパーリングを敢行した。気温34度の炎天下の中、特設リングの周りには約750人のファンが集結。女性の黄色い声援も飛ぶ中で、3人とも軽快な動きを披露した。

 興毅はWBA世界バンタム級6位ダビド・デラモラ(23=メキシコ)とのV2戦を控え「8月31日、最高の試合をするから、武道館に見に来てや」とアピール。WBA世界スーパーフライ級王者ウーゴ・カサレス(33=メキシコ)に挑戦する清水は「3度目の世界戦。『三度目の正直』でボクシング人生を賭けて取りたい」と意気込んだ。

 またボクサーに転向したばかりのオロゴンは「デビュー戦なので最悪、最低でも勝ちたい」と話した。またオロゴンの対戦相手は近日中に発表される。