<プロボクシング:WBAインターナショナル・スーパフライ級王座決定戦12回戦>◇24日(日本時間25日)◇メキシコ・コスメル市コンベンションセンター

 元WBA世界フライ級王者の亀田大毅(22=亀田)が、ラウル・イダルゴ(22=メキシコ)との王座決定戦を制し、同王座を奪取した。序盤から攻めてきたイダルゴの動きを見極め、左ボディーを打ち込んだ。手数を出し続ける敵に対し、再び左ボディーを放ち、そのままダウンを奪った。1回2分20秒、KO勝ちで自身初の海外マッチを締めくくった。

 試合後、地元ファンからサイン、握手を求めらた大毅は「試合前は中盤のラウンドでKOできたらと思っていた。でも相手が地元メキシコの選手で、最初から前に出てきてパンチを振り回してきたから、相手のパンチに左ボディーを合わせにいった」と手応えをつかんだ様子だった。

 次戦は年末に予定される亀田祭りに照準を合わせている。