<スターダム:yearend

 stars2011>◇23日◇大阪ミナミ

 ムーブ・オン

 アリーナ◇272人

 日刊バトル大賞女子プロレス部門で3冠を獲得したグラレスラー愛川ゆず季(28)が星輝ありさ(16)を下し、ワンダー・オブ・スターダム王座2度目の防衛に成功した。蹴りを得意とする2人の対決だが、リーチの勝る星輝が序盤から優勢。ブラジリアンキックや1399(コーナーからのハイキック)を見舞った。しかし、愛川は3カウントは許さず右足攻めで反撃。最後はゆずポンキック・ブルー(後ろ回し蹴り)、ゆずポンキック・レッド(かかと落とし)、武藤敬司から伝授されたシャイニングゆザードと畳みかけ10分33秒、片エビ固めで勝利した。白いベルトを腰ではなく、自慢のHカップの胸に巻いた愛川は「ありさは足も長いし、最近の子って感じだったけど、昭和の力を見せつけた。若い勢いに負けないように気合いで頑張った」と振り返り「このベルトは私の物。今後も私の独特の味がある試合で世間の人たちに知ってもらいたい。大阪だけではなく、日本中の人に応援される選手になりたい」と話した。