K-1ワールドGPを3度制覇したピーター・アーツ(43=オランダ)が12月21日、東京・有明コロシアムで引退試合に臨むことが31日、発表された。

 キックの立ち技格闘技GLORY13大会で開催されるもので、対戦相手はGLORY11大会のヘビー級トーナメント覇者リコ・ベホーベン(23=オランダ)となる。

 同日に都内で会見したアーツは「来年、キックボクサーを引退するつもりだったが、引退試合を用意してもらえるというので良い機会だと思った」と話した。

 また同13大会では、同じくK-1ワールドGPを制してきたレミー・ボンヤスキー(37)とセミー・シュルト(40=ともにオランダ)の引退試合も計画されているという。

 一時代を築いたK-1戦士の引退を受け、元K-1イベントプロデューサーの谷川貞治氏(52)が同13大会のゲストプロデューサーに就任することも発表。

 GLORY側の要請を受け、マッチメークの助言、テレビ放送を含めたPR活動などの役割を担当することになった谷川氏は「ピーター、セミー、レミーを陰ながら盛り上げていきたい」と口にした。