6月に引退した前WBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(29=協栄)が20日、東京・後楽園ホールで引退式を行った。前WBA同級王者の河野公平(32=ワタナベ)を相手に、3分3回のスパーリングを披露。「統一戦」もうわさされた相手と、試合さながらの激しい打撃戦を展開。フェイントから強烈なアッパーを打ち込むなど「マジカルボックス」と呼ばれたトリッキーな動きで会場を沸かせた。「いろんな人の協力があって世界チャンピオンになれました。俺よりいいボクシング人生を送った人はいないと思う。100点です」と笑顔でリングに別れを告げた。

 今後は故郷・岩手に戻り、焼き肉店「チャレンジャー」のオープンを目指していくという。