WBCダブル世界戦の調印式と会見が、3日に都内で行われた。フライ級王者八重樫東(31=大橋)はV4戦となるが、相手は世界3階級制覇を狙う同級1位の強敵ローマン・ゴンサレス(27=帝拳)。「パーフェクトな相手。気持ち、ハートの部分で頑張りたい」と決意を披露した。

 大橋会長がアドバイスを問われると「ただひと言。走って逃げ回れ」。八重樫は苦笑いし、ゴンサレスは「大変いい助言。試合は戦争になる。人生をかけてアルゲリョの3階級に並びたい」と気合十分だった。5日に東京・代々木第2体育館でゴングとなる。