世界ボクシング協会(WBA)がスーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)に指示した、亀田興毅との試合の興行権を決める入札が17日にパナマのWBA本部で行われることになった。同協会が5日付のホームページで発表した。

 4階級制覇を狙う亀田興は、亀田ジム会長らへの処分により国内で試合ができない。打開策としてUNITEDジム移籍によるライセンス更新を申請したが、日本ボクシングコミッション(JBC)に認められなかった。

 日本での開催を目指すワタナベジムの渡辺均会長は「日本になったら同じ状況のまま。JBCに対応を求めていく。(試合開催が)海外になった場合はしっかり体調を整えて臨む」と話した。