新日本の永田裕志(41)が、KO決着も覚悟で2年2カ月ぶりのIWGPヘビー級王座奪回に挑む。12月5日の愛知大会(愛知県体育館)で行われる同タイトルマッチの調印式に臨み、王者中邑真輔(29)の一撃必殺ボマイェ(ひざ蹴り)への徹底抗戦を宣言。「(中邑に)1発出させて終わるのではなく、2発、3発と出させて、完全KOを狙わせるような試合をやりたい。引きずり起こしてでもやりたい試合をね」。そのために、本番までは舌戦を仕掛け、クールな王者の感情を怒りに変えさせるような精神戦を展開する。