WBC世界ライトフライ級11位井岡一翔(21=井岡)が、7月25日の大阪・大阪府立体育会館での興行で、WBA世界フライ級王者亀田大毅と元WBC同級王者の興毅とともに「トリプル世界前哨戦」を行うことが2日、決定的になった。

 元世界2階級王者井岡弘樹氏のおいで高校6冠王の一翔にとっても、亀田兄弟との初競演は大事な「世界前哨戦」となりそうだ。09年4月のプロ転向後、無傷の4連勝(2KO)。この5戦目が東洋太平洋王座をかけた初のタイトル戦となる可能性もある。既にライトフライ級でWBC11位、WBA13位に位置し、世界挑戦の“資格”を保有。次の6戦目での初挑戦を目指している。実現すれば辰吉丈一郎、名城信男が持つ世界獲得の国内最短記録(8戦目)更新に向け、大きな注目を浴びそうだ。