<新日本:ディストラクション11>◇10日◇東京・両国国技館

 IWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)が8度目の防衛に成功した。挑戦者・内藤哲也(29)を29分19秒、ハイフライフローからの片エビ固めで破った。初挑戦の内藤に勝って、世代交代を阻んだ棚橋は「すごくうれしい。時代は、さらに俺が変えていくので、負けられなかった」と振り返った。

 最多防衛記録10回を持つ元王者・永田裕志(43)がリング上で挑戦表明。棚橋は「記録は破られるためにある」と受諾の意向を示したが、ここに矢野通(33)が乱入して2人に椅子攻撃。「今日から、このベルトは俺のものだ。テメエらが挑戦してこい」と言い放ち、ベルトを持ち逃げした。祝勝気分に水を差された棚橋は「俺が、どれだけ体を張り、命を削ってIWGPを守ってきたか。矢野を、俺は絶対に許さない」と悔し涙。次期挑戦者に矢野が急浮上してきた。【小谷野俊哉】