WBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔(24=井岡)が、35年ぶりの3連続KOで軽量級最強を証明する。5日、大阪市内で同級5位クワンタイ・シスモーゼン(28=タイ)とのV2戦(11日、大阪・ボディメーカーコロシアム)へ向けた練習を公開した。

 昨年末の王座決定戦、5月のV1戦と連続KO中で、今回も「自然と流れでKOできると思う」。ライトフライ級の世界戦では具志堅用高が6連続KO勝ちしているが、その過程で3連続KOしたのは78年5月。以来、誰も達成していない。井岡は「35年ぶりに記録が生まれるんじゃないですか」。好きな将棋に例え「詰め将棋みたいなボクシングができたら」と言った。相手の動きの先を読み、左右のパンチを顔と腹に打ち込む。「どのパンチでもダメージを与えて、蓄積させたい。相手は12ラウンドもたないと思う」。理詰めで有言実行のKOショーを見せる。【木村有三】