IBF世界ミニマム級王者高山勝成(30=仲里)が9日、本格的なスパーリングを開始した。同級10位小野とのV2戦(5月7日、大阪城ホール)に向けて、東大阪市内の近大ボクシング部に出げいこして、9回のスパーを消化。7日に名古屋市内の菊華高校に入学したばかりの“高校生1年”が、大学生のアマ選手4人を相手に打ち合った。高山は「こんな高校生がいてもいいでしょう」とにっこり。元世界王者で同部の名城コーチは「4人とやってペースが落ちない。学生にはいい経験」と感謝した。