ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(21=大橋)が23日、横浜市内の大橋ジムで、IBF世界ミニマム級王者・高山勝成(31=仲里)とスパーリングを行った。

 9月5日に初防衛戦を控える井上は、約10キロの体重差を生かし、強烈なパンチで先輩王者を圧倒した。「倒すイメージでいった」と気合十分。打ち終わりの左フックや、伸びのある右ストレートを何発もヒットさせた。「(高山は)テレビで見ている印象通り、スタミナがあるなと思った。(V1戦の)イメージは出来ているし、良い調整が出来ている」と話した。