WBA世界フライ級王者亀田大毅(21=亀田)が猛暑を味方につけ、課題の減量を克服する。21日夜、元2階級制覇王者の亀田興毅(23=亀田)とともに合宿先のフィリピンから帰国。現地で同国ランカー級10人と約40回のスパーリングをこなしてきた大毅は、9月25日に控える元同級王者坂田健史(30=協栄)との初防衛戦(東京ビッグサイト)に向け、早めの減量に入る意向を示した。

 2月のデンカオセーン戦では減量苦だった大毅は「試合1週間ぐらい前でフィリピンと同じ気温(最高29度)ぐらいかも。(減量には)一番、いい気温になるな」と歓迎していた。