大相撲の大関豪栄道(29=境川)が18日、右肩鎖関節の剥離骨折で、群馬県高崎市で行われた春巡業の取組を休場した。

 本人によると、春場所千秋楽で関脇照ノ富士に敗れた一番で負傷し、16日に全治約10日間と診断された。夏場所(5月10日初日・両国国技館)の出場には問題がないという。

 残り3日間の巡業も土俵入りには参加するが、取組から外れる予定。4月中の稽古再開を目指す豪栄道は「今までずっと痛みが引かなかった。右から当たると回復が遅れるので、しばらく安静にしたい。日常生活に支障はない」と説明した。