立行司の第40代式守伊之助が結びの一番、鶴竜-豪栄道で軍配を差し違えた。

 昨年秋場所から3場所連続4度目で、打ち出し後に日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)に謝罪した。

 ともに理事長室を訪れた藤島審判長(元大関武双山)によると、「流れや勢いがあったと思うが、しっかり見るようにと(伊之助が理事長に)注意を受けた」という。

 伊之助は先場所、3日目と7日目にも差し違えをし、3日間の出場停止処分を受けた。