日本相撲協会が大相撲名古屋場所千秋楽の24日、愛知県体育館内で三賞選考会議を開き、西前頭2枚目宝富士(29=伊勢ケ浜)と東10枚目貴ノ岩(26=貴乃花)が、それぞれ初の三賞となる敢闘賞の受賞が決まった。

 宝富士は5日目で33連勝中だった横綱白鵬を破るなど、前半戦の活躍が光って14日目までに9勝。貴ノ岩は自己最高11勝を挙げており、優勝争いに加わっていることが評価された。

 殊勲賞は、横綱日馬富士を破るなど10勝を挙げている西前頭5枚目嘉風(34=尾車)。昨年秋場所以来2度目で、三賞受賞は8度目。

 技能賞は、小結高安(26=田子ノ浦)が受賞。三賞受賞は5度目で、技能賞は初めて。