[ 2014年6月11日17時41分 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本が1次リーグC組を突破できる確率は56%-。スポーツ統計学の第一人者・鳥越規央さんが11日、データ解析による予測結果を明らかにした。

 出場32カ国について前回W杯後の全対戦成績を調査。対戦のなかったカードは他の国との戦績などから比較して強さの偏差値などを算出、シミュレーションした。

 1次リーグC組では、日本が初戦で勝つ確率は45・6%で相手国コートジボワールは34・6%、引き分けは19・8%。第2戦は日本がギリシャを大きく上回り、第3戦はコロンビアが日本を大きく上回った。その結果、日本は1次リーグを1位で突破する確率が14%、2位で突破が42%となった。

 また出場国の強さの偏差値1位はブラジルで、スペイン、アルゼンチン、ドイツが続き、日本と同組のコロンビアが5位。日本は13位だった。

 鳥越さんは2012年、同様の手法でロンドン五輪女子サッカーについて1位米国、2位日本と予測し、的中した。