AKB48が26日、さいたまスーパーアリーナでのコンサートで「春の人事異動」と称して、メンバーのチーム入れ替えを発表した。

 ファンが最も驚いたのは、川栄李奈(20)の卒業と、秋に新潟に発足する国内5番目の48グループ「NGT48」のキャプテンに北原里英(23)が就任することと、柏木由紀がAKB48とNGT48を兼任する発表だった。

 北原は、事前に覚悟していたようで、高橋みなみから「NGTのキャプテンのきたりえも、すごい覚悟だったと思います」と話を向けられると、涙しながら「こんなに大きな計画に一から参加させてもらうって、人生でなかなかないと思ったので、もう23歳だしAKBも8年目だけど、まだ新しいことできるんだよって、皆さんにお見せしたかったので、決断させていただきました」と理由を説明した。

 一方の柏木は、先に1年間務めてきたNMB48の兼任解除が発表され、その後にNGT48との兼任が告げられると、「えーっ」とびっくり仰天していた。

 そのほかには、乃木坂46とAKB48を兼任していた生駒里奈や、SKE48松井玲奈の兼任解除。逆にNMB48白間美瑠やSKE48北川綾巴、HKT48矢吹奈子の、新たなAKB48兼任。横山由依のチームAキャプテン、峯岸みなみのチームKキャプテン、木崎ゆりあのチームBキャプテン、高橋朱里のチーム4キャプテン就任など、大きく編成が変えられることとなった。

 なお、メンバーたちには、2日間の猶予が与えられていて、人事異動を拒否することも可能とされている。