AKB48大家志津香(26)が、21日から発売の「月刊AKB48グループ新聞」で約3年ぶりに水着グラビアを披露した。

都内のスタジオで行われた撮影では、茂木忍(21)とともにビキニ姿で臨み、大人の雰囲気を漂わせた。久しぶりの水着撮影に「(服よりも)布が少なくて寒かった」と笑顔で振り返りつつ「(所属する)チームBの初日公演(9月8日)もあったので、1カ月くらい禁酒して節制していました。食事に誘われると付き合ってしまうので、ツイッターとかで禁酒宣言するんです」と明かした。

今年6月の選抜総選挙で、圏内ギリギリの100位に入った。ランクインは、12年の第4回(59位)以来、6年ぶりだった。

「単純にうれしかったです。ソロのお仕事でも、これまで圏外のイメージが強くて、共演の皆さんからの第一声はだいたい100位イジりです(笑い)。世間の皆さんは、何人立候補しているとかはあまり分からないと思うので、80何位というよりも『100位=最下位』みたいで分かりやすくて、ファンの皆さんには喜んでもらえるけど、いじられもして、ちょうど良かったです」

総選挙は久しく圏外だったが、テレビ朝日系「くりぃむクイズ ミラクル9」(水曜午後8時)や、テレビ東京系「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」でレギュラーと、バラエティー番組には欠かせない存在として、お茶の間を楽しませており、認知度も高い。共演者をはじめ、周囲に恵まれているという。

「指原(莉乃)みたいに、自分で確立できるタイプのタレントだとは思ってなくて、人にいじってもらったり、上げてもらってというタイプ。『ミラクル9』で最初にいじってくれたのは有吉(弘行)さんで、何の面識もないのに突然振ってくださって、その返しが良くてプロデューサーさんも気にいってくれたみたいなんです。くりぃむ(しちゅー)さんもそう。例えば有田(哲平)さんは前室とかで自然の会話の中で、ネタをすり込んでおいてくれるんです。いきなり本番で『大家ちゃんも…』って振ってくれて、『さっき言っていたのはこれか!』みたいな(笑い)。本当に感謝しています」

「私はアイドルとしての需要は本当にないと思ってます」と自虐的に自己分析するが、AKB48に加入後は約3年間、正規メンバーに昇格できず「研究生」として過ごした苦労人だ。気が付けば1期生の峯岸みなみ(26)、3期生の柏木由紀(27)に続く“ベテラン”になった。

「私はAKB48にいたいので、今も卒業は考えていないです。AKBの名前がないとやっていけないですし、いるためには何か貢献したいと常に思っています。AKBの肩書なしでいけるなら、できるだけ早く若手に席を譲りたいけれど、まだ不安があるので…。ドンってブレークするタイプでもないですし、現状維持をずっとしていきたいタイプ。下がらず上がらず、迷惑をかけず(笑い)。でも気付けばいてよかったよねっていう存在になりたいです」。

◆大家志津香(おおや・しづか)1991年(平3)12月28日、福岡県生まれ。愛称「しーちゃん」。07年5月、AKB48の4期生オーディションに合格し、09年8月にチームA昇格。現在チームB。選抜総選挙は第1回から外→外→29→59→外→外→外→外(87)→外(98)→100位。16年末のNHK紅白歌合戦「夢の紅白選抜」で12位。現在、テレビ朝日系「くりぃむクイズ ミラクル9」、テレビ東京系「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」、TBS系「ひるおび!」でレギュラー。164センチ。O型。