乃木坂46が21日、東京・リブロ池袋店で、朝日新聞で昨年4月から今月まで連載している「乃木坂と、まなぶ」をまとめたムック本の発売記念イベントを開催した。

 連載の内容は、日本の政治や経済、社会問題などについて、乃木坂46のメンバーが意見を出し合うなどして学んでいくというもの。生駒里奈(18)は連載を振り返り、「勉強は苦手なので、難しかったです。ディベートは必ずしも1つの答えがでるわけではなくて、みんなが意見を出し合うことによって議論が動いていく。こうやって世界も動いているんだなと思いました」と話した。

 本の中では2020年の東京五輪についても触れている。17日には、秋元康総合プロデューサーが五輪組織委員会の理事に就任することも決まった。生駒は「もし開会式をプロデュースできるなら、大好きな2次元の世界を表現したい。アニメや漫画の分野は、日本が世界でトップだと思うので。注目が集まったらいいな」。4月2日リリースの新曲「気づいたら片想い」でセンターを務める西野七瀬(19)は「着物とか、富士山とかを使って、日本の文化をアピールしたい」と笑った。開会式に出演する可能性について、生駒は「そのころまで乃木坂46や芸能界にいるか、分からないので…。もし乃木坂46にいたら、ちょっとだけでも出られれば」と話した。