TBS系連続ドラマの最終章となる映画「ROOKIES」(来年5月公開)の新キャストが2日、分かった。二子玉川学園高(ニコガク)野球部に、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身の山本裕典(20)と石田卓也(21)が入部。イケメンぞろいのニコガク野球部が、即戦力を補強した形だ。山本がメジャーリーグを目指す天才選手の赤星奨志を、石田が根性なしの野球初心者・浜中太陽を演じる。石丸彰彦プロデューサーは「山本は顔、石田は勘で決めた。2人の加入で成功間違いなし!」と説明した。

 監督役の主演佐藤隆太、部員にも市原隼人、小出恵介、城田優、高岡蒼甫らドラマはイケメン人気もあり映画化へと発展した。来年4月に小栗旬らこれもイケメン勢ぞろいの映画「クローズZERO2」を公開する東宝とTBSのタッグチームは、5月公開の「ROOKIES」と連動してイケメンブームの最盛期をつくる狙いがある。ジュノン・スーパーボーイ出身者の2人は、その切り札として起用された。

 山本は「原作漫画では超いかついキャラクターですが、映画版赤星を自分で作ります」、石田も「中学まで野球もやっていましたし、暑苦しいほど熱い現場だから、燃えてます」と笑った。監督役の佐藤も「新鮮な風が吹いてきた。これ以上ないメンバー」と熱い。そして「キャッチボールは相手の思いが伝わるんですよ」と、グラブを渡し、新たに加わったROOKIESに期待した。