第34回モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した深津絵里(37)が8日、受賞作映画「悪人」(11日公開、李相日監督)の主演妻夫木聡(29)と同監督とともに成田空港着の航空機で帰国した。

 駆け付けた約30人の報道陣を前に、ナチュラルメークの深津は照れながらも喜びを表現した。「おめでとうございます」と声を掛けられるや、「最高です」と第一声。「受賞の感想は?」と聞かれると、「みんなで取った賞なので、とってもうれしいです。帰国してこの(報道陣の)数を見て実感がわいてきました。いい気持ちで公開に臨めます」と笑顔で返した。

 もっとも、不慣れな空港での直撃取材に戸惑いは隠せず、前を歩く妻夫木のパンツの左ポケットに右手をイン。妻夫木は「(受賞は)自分のことのようにうれしいです」と背後で首をすくめる深津の受賞をたたえた。「悪人」は、11日には全国231館で公開され、同日に都内で行われる舞台あいさつで深津から、受賞の喜びが報告される。