来年3月に公開される英映画「アメイジング・グレイス」の日本版予告編に、故本田美奈子.さん(享年38)の歌う「アメイジング・グレイス」が起用されることが24日、明らかになった。生前の美奈子さんと親交のあったロックバンド、QUEENのギタリスト、ブライアン・メイがアレンジしたバージョンで、映画の世界観を透き通る歌声で伝えている。
映画は、世界的名曲として知られる「アメイジング・グレイス」の誕生に隠されたヒューマンストーリーで、奴隷制度廃止に人生をささげた18世紀の政治家ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)の愛と信念を描く。作品のテーマに美奈子さんの所属事務所が賛同した。
今回起用された美奈子さんの「アメイジング・グレイス」は08年に発売されたアルバム「エターナル・ハーモニー」の収録曲で、美奈子さんの死を悼んだメイが残された音源を再アレンジして多重録音した。当時、メイは「彼女の死で心にポッカリ穴があいたようだったが、魅力的な声を聴いていると、彼女のそばにいるような気持ちになれた」とコメントしている。2人の親交は86年にさかのぼる。英国でのレコーディングを望んだ美奈子さんがメイに楽曲提供を依頼し、翌87年に「Golden
Days」がプレゼントされたことから始まった。
配給元のプレシディオでは、美奈子さんの起用について「日本でアメイジング・グレイスといえば美奈子さんの歌声。200年以上歌い継がれる世界的名曲のパワーを、美奈子さんの歌声で一足先に感じてほしい」。予告編は25日から。




