平安時代を舞台に、鬼と人間の戦いを描いた小説「鬼神伝」がアニメ映画になり、女優石原さとみ(24)、歌舞伎俳優中村獅童(38)らが声優として出演することが11日、分かった。ミュージシャンの宇崎竜童、アニメーターの大友克洋氏らも製作スタッフに加わり、4月29日公開予定だ。
高田崇史氏の原作は、これまで3巻発売されている。鬼が悪者にされているのはなぜかという謎が分かりやすく描かれていることや、少年・純が現代から平安時代にタイムスリップするという大きなスケールが人気になった。幅広い層に読まれており、シリーズの中の1作は、講談社の創業100周年記念出版「書き下ろし100冊」の1冊にもなった。
この人気小説のアニメ映画化にあたり、豪華なキャスト、スタッフがそろった。石原は、鬼一族の少女・水葉、獅童は鬼と戦う僧侶・源雲を演じる。石原は「水葉の少女らしいまっすぐさと男社会で生きる強さを大切に演じました。自然と感情が入っていきました」。獅童も「日本のメルヘン、とでも言うべき大作に出演がかなって幸せ。世界中の人々にジャパニーズアニメを評価してほしいです」と自信をみせた。主人公の少年は「ハリー・ポッター」シリーズの吹き替えでハリーを演じてきた小野賢章が演じる。
川崎博嗣監督は「NARUTO
-ナルト-」シリーズで知られており、宇崎が音楽を手掛けた。さらに、龍のコンセプトデザイン(基礎設計)は、海外でも評価が高く、「AKIRA」で知られる大友氏が担当。配給のソニー・ピクチャーズエンタテインメント関係者は「劇場用アニメとしては平安時代を描いた作品は初。豪華なキャスト、スタッフたちの総力を見てほしい」とコメントした。




