映画「進撃の巨人」前編(樋口真嗣監督、後編9月19日公開)大ヒット御礼舞台あいさつが14日、都内のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

 この日は、NTTドコモの定額動画配信サービスdTVで、15日からネット配信されるオリジナルドラマ「進撃の巨人 反撃の狼煙」(全3話)に出演した平岡祐太(30)が、主演の三浦春馬(25)本郷奏多(24)桜庭ななみ(22)渡部秀(23)水崎綾女(26)武田梨奈(24)石原さとみ(28)が待つ壇上に、高さ60センチ、横60センチの“巨人ケーキ”を手に駆けつけた。

 巨人研究を続ける兵器隊長ハンジ役の石原は、映画の中で巨人を切るシーンがなかったため、他の登壇者に促され、映画の中で使われた刀で、ケーキで作られた巨人の弱点部分・うなじを切った。すると、中からケーキのスポンジが飛び出し、妙にリアルなシチュエーションになった。石原は「初めて刀を持てて、うれしかった!! うなじを切る時って、こんな感じなんだ!!」と喜んだ。そして、早くもクリスマス商戦を見据え「巨人ケーキがはやったら、うれしい。た・べ・ち・ゃ・う・ぞ!!」と、色っぽい声でアピールした。

 平岡は登壇者の中で唯一dTVドラマのみの出演で「僕は原作に出ていないキャラなので、一から役を作って楽しかった。映画にも出てみたかった…でも、原作に僕みたいなキャラ、出てこないんですよね」と苦笑した。

 前編は1日の公開から13日までの13日間で、興行収入18億4000万円、動員138万人を記録。海外では83カ国での公開が決定済みで、既に台湾、香港、シンガポール、フィリピンで公開されている。配給の東宝の関係者によると、12日から公開されたフィリピンでは初日の興行成績が邦画史上最高を記録し、13日から公開された香港でも、デイリーランキング1位を獲得したという。