タカラジェンヌが日本物の所作、舞踊などを発表する「第53回宝塚舞踊会」が15日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、専科の松本悠里、轟悠のほか、花組トップ明日海(あすみ)りおらも初出演した。
日頃の修練の成果を発揮する場で、近年は2年に1回の開催。100周年の昨年はなかった。10月2日開幕の次作「新源氏物語」を控える明日海は、源氏物語の世界を舞踊で表現した「花源氏」を披露。「この経験を新源氏に生かしたい。(この経験で自らが演じる)源氏がまた、何か、変わるかもしれない」と話している。
今年は宙組トップ朝夏(あさか)まなとや、元阪急エース・山沖之彦氏の娘で花組2番手の芹香斗亜(せりか・とあ)といった若手も出演。朝夏は江戸風俗を舞踊化し、シャボン玉売りを表現した「玉屋」を披露。芹香は、十輝いりすとともに、ご祝儀物長唄「鶴亀」で、休憩をはさんだ2部の幕開けを務めた。
ほかには、現在、大劇場でお披露目作「ガイズ&ドールズ」に主演している星組新トップ北翔海莉(ほくしょう・かいり)も出演。日本物にも長じ、舞踊会への出演経験も豊富な北翔は、ドラマ色の強い舞踊「流星」を演じた。
トップ娘役は宙組の実咲凜音(みさき・りおん)、星組の妃海風(ひなみ・ふう)、花組の花乃(かの)まりあの3人が出演。宙組男役スター愛月ひかるも江戸の粋を象徴する「神田祭」を演じ、今年は総勢23人が登場した。



