女優の田中美佐子(56)が、デビュー当時に大女優から受けたイジメを告白した。

 18日放送のフジテレビ系「巷のリアルTV カミングアウト!」に出演した田中は、「結構、若い頃は先輩の女優さんからイジメられましたよ。ものすごいイジメられた」と切り出した。

 そのイジメとは、ドラマ撮影中でのこと。田中は大先輩の売れっ子女優と共演するシーンに臨んだが、その女優は田中の顔がカメラに映らないように小道具のパンで邪魔をしていたという。

 田中もそれに気づいたが、「『(自分が)隠れてるのかな』と思いつつ、言えない。大先輩だから。すごい売れてる女優さんで」と、自身は女優としてまだ駆け出しだったため言い出すことができなかったという。

 当然、NGが続いたが、周囲のスタッフもその大女優に何も言えずにいたという。しかし、しばらくしてようやくカメラマンが女優に「わざと美佐子さんにパンで顔隠してるでしょ」と指摘。するとその女優は「あら、わかった?」とわざとやっていたことをあっさりと認めたそうだ。

 この話に共演者たちは「怖ぁー」と悲鳴をあげ、MCを務めるお笑い芸人の加藤浩次も「昼ドラになるようなストーリですよ、あるんだねそういうの」と驚いた。