高知県出身の演歌歌手三山ひろし(35)の新曲「四万十川」の歌碑が、曲の舞台となった高知・四万十市の高台に建立され11日、除幕式が行われた。

 三山にとっては初の歌碑。樹齢900年といわれた巨大モミの木から作った歌碑を前にした三山は「後世まで形として残る歌碑を建ててくださって感慨深い」と感謝。続けて「何が何でも、紅白歌合戦のステージで『四万十川』を歌いたいという気持ちがさらに強くなった」と2年連続のNHK紅白歌合戦の出場へ意欲を見せた。

 「高知県観光特使」と「四万十市観光大使」を務めているだけに観光誘致にも敏感だ。「この歌碑を見るために、たくさんの観光客が訪れてくださるように頑張ります」と、高知の「顔」になると力強く宣言した。この日は、土佐くろしお鉄道の応援大使にも任命され、同鉄道中村駅で一日駅長に就任。制服姿を一目見ようと集まった約300人のファンと触れ合った。