STAP細胞論文の騒動から約2年ぶりに姿を見せた小保方晴子さん(32)について、ナインティナインの岡村隆史(45)が「かなり良くなった」と心配される心身の状態に私見を述べた。

 小保方さんは24日発売の雑誌「婦人公論」で瀬戸内寂聴さんと対談。不正論文騒動でうつ病を患い、心身状態の悪化を理由にこれまで表舞台に出ることを避けてきたが、その沈黙を破った小保方さんに、岡村は26日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で「だいぶ、良くならはったんですね。『心身ともに極限の状態だった』って言うてはったんですけど」と回復の兆しを見てとった。

 自身も過去に精神的な病気で長期休養したことがあるだけに、岡村は「パッカーン(精神疾患)経験者から言わせてもらうと、まず本書けないですよ。パッカーン状態になってくると。本書けないし、人と会うことも出来ないから」と自身の経験から語り、小保方さんが寂聴さんと会い、『小説を書きたい』との意思を示したことに触れ、「僕個人の意見」と断った上で「かなり良くなったんやなぁって思います」と語った。