ジョニー・デップ(52)の元パートナーで仏女優のヴァネッサ・パラディ(43)が、デップによる家庭内暴力を主張する妻アンバー・ハード(30)に反論。デップを擁護する直筆の手紙を書いていたことがわかった。

 米情報サイトTMZは、デップとの間に2人の子供をもうけ、14年間にわたり事実婚の関係にあったが、2012年に破局しているパラディの手紙を入手した。

 同サイトによると、パラディは米国時間の27日付の署名入りの手紙の中で、「ジョニー・デップは私の2人の子供たちの父親であり、繊細で優しく、愛すべき人です。最近なされているこれらの告発は、バカげていると心から思います。長年にわたりジョニーを知っていますが、私を身体的に虐待したことは一度もなく、素晴らしい14年間を一緒に過ごした男性の話とは思えません」としている。

 さらに、娘のリリー・ローズ・デップ(17)も、赤ちゃんの頃に父親のデップと一緒に撮影された写真をSNSに掲載し、「私の父は私が知っている中で、最高に優しい人です。弟と私にとって素晴らしい父であり、誰もが同じことを言うはずです」とメッセージを添えている。

 TMZによると、デップと1983年から1985年にかけて結婚していた最初の妻ロリ・アン・アリソンも友人らに、デップは彼女に対し一度も手をあげたことはなく、動物を愛する優しい人だったと話しているという。(ニューヨーク=鹿目直子)