俳優草刈正雄(73)が5日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。亡くなったと聞かされていた元米兵の父の消息を知った経緯について語った。

草刈は、元米兵のロバート・トーラーさんと、日本人の母スエ子さんの間に生まれた。スエ子さんは草刈に、父について「朝鮮戦争で亡くなった」と教えており、草刈もそれを信じていた。

ところがその後、テレビ番組の取材により83歳になるまで米国で生存していたことが判明。当初、草刈に番組の出演依頼があった際にはスエ子さんが反対したこともあり話を断った。しかし、スエ子さん亡き後に再び依頼があり、家族の勧めで出演を承諾した。

幼少期に母子で困窮し、差別的な言動も受けていた草刈は「今でも『お父さん』とか『父が』とかそういう言葉が出ないんですよ」と複雑な感情を抱いており、「本当に行っていいんだろうか」と迷っていたという。

しかし、伯母のジャニタさんと対面した際、「私を許してくれるの?」との言葉を聞き、「それで何となくスーッと気持ちが楽になった。ストンと何かが落ちたみたいで、向こうのご家族と仲良く素敵な日を過ごしました」と回顧していた。