女優尾野真千子(34)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「はじめまして、愛しています。」(木曜午後9時)の8日の平均視聴率(関東地区)が10・0%だったことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 来週の最終回を前にして再び上昇で2ケタに乗った。

 同ドラマは初回が10%ちょうどでの好スタート。2回目はさらに11・4%とアップ。その後はリオ五輪の中継と放送時間帯が重なる中でも9%台で健闘していた。

 ドラマは子供のいない夫婦が、親に捨てられた男の子と“本当の家族”になろうと奮闘する物語。「家政婦のミタ」など数々のヒットを飛ばした遊川和彦脚本。演技派の尾野とその夫役江口洋介(48)が、捨てられた男の子を介しながら、人間として成長していくさまが見所。8日は養子の男の子が引き取られた後の夫婦のやるせなさが伝わってくる回。どうしてもあきらめられず、引き取られた先を訪ねてみると、という回だった。