嵐が28日、全国5大ドームツアーの東京ドーム最終公演を行った。大みそかのNHK紅白歌合戦で初の大トリを飾ることが決まり、櫻井翔(34)は「紅白では、大トリもやらせていただくことになりました。ありがとうございます」と感謝した。5万5000人から大歓声を浴びた。

 紅白で初の白組単独司会に挑戦する相葉雅紀(34)は「俺、明日から(リハーサルで)NHK入るから。第67回NHK紅白歌合戦、白組司会の相葉雅紀です」とあいさつ。「みんなの思いを背負って頑張りますよ。白組が勝って、優勝旗を持ちたい」と意気込んだ。

 メンバーから「せっかくだから予行練習しなよ」と背中を押されると、「第67回NHK紅白歌合戦。さあ白組、続いてはこの方です。松本潤さん。出会いもあれば、別れもあります。『Baby Bblue』。どうぞ」と左手を前に出した。

 相葉は途中、ソロ曲「Amore」の最後でバク宙に失敗した。アンコールのあいさつで、「今日はビデオの録画が入っているのに~! 俺のだめなところが出たわ。悔しい! もう1回やらせて。絶対できるから」と再チャレンジを要求。マットを置き、緊張感が走る中、バク転を成功させて大歓声を浴びた。ラストは表情を引き締め、「白組、最後の曲になりました。歌っていただくのは、嵐さんです。曲は、『Daylight』。どうぞ」と左手を大きく前に差し出した。