宝塚歌劇雪組トップスター早霧せいなの退団公演「幕末太陽傳」「Dramatic“S”!」(宝塚大劇場=4月21日~5月29日、東京宝塚劇場=6月16日~7月23日)の会見が16日、都内で行われた。

 「幕末-」は品川の遊郭を舞台に、「居残り左平次」などの落語を組み合わせた川島雄三監督の名作映画の舞台版。

 映画でフランキー堺が演じた左平次役の早霧は「話は面白いけれど、最初は左平次をできるか不安もあった。愛されるキャラクターになれるかが大切で、今まで以上に進化し、心を込めた舞台にしたい」。同時に退団する娘役トップの咲妃みゆも「色っぽい女性を作り上げたい」と話せば、高杉晋作役の望海風斗は「映画で石原裕次郎さんが演じた役。気持ちをリフレッシュして楽しんでやりたい」。