V6井ノ原快彦(41)とNHKの有働由美子アナウンサー(49)が、30日、8年間メイン司会を務めた「あさイチ」(月~金曜、午前8時15分)に出演し、この日の放送をもって番組を卒業した。

 大事な最後の出演だが、有働アナは番組冒頭だんまり。柳沢秀夫解説委員から声が出ないと言われると、有働アナは「出る」と言ったもののガラガラとかれた声。「こんな大事な日に」と悔しそうにしながら担当するナレーションを井ノ原に代わってもらっていた。井ノ原は「この引きの強さ。むちゃくちゃ面白い」と笑っていた。

 一方、この日の番組のテーマは「引き継ぎの極意」。仕事や夫に家事を覚えてもらったりなどの引き継ぎを取り上げたが、ゲストに、4月2日から司会を引き継ぐ博多華丸・大吉と近江友里恵アナが登場した。

 井ノ原は3人に「8年間続いた番組。よく受けてくれたなと思って。俺だったら嫌だな」と、3人に感謝。大吉は「井ノ原さんが思っている5倍ぐらい嫌でした」と語り、笑いを誘った。井ノ原は「3人が大好きだったから、やるなら俺もやりたいと思った」と冗談めかすと「この3人に引き継いでもらえると聞いた時はうれしかった」と語った。

 また、有働アナは、近江アナに引き継ぎ事項をまとめたA4サイズの紙を渡したと紹介。近江アナは「愚痴はすぐ漏れる」と書いてあったと明かし、井ノ原に「どんな引き継ぎしてんだよ」とツッコミを入れられていた。有働アナは「大事でしょ」と笑っていた。

 一方、井ノ原は、毎年、有働アナから「今年で多分、私、さよならします」と言われ続け、一昨年「多分、来年で、今度は本当だと思います。そう(降板を)言われると思います」と言われていたことを紹介。井ノ原は「じゃあ、僕辞めます」と、柳沢氏と3人で一緒で辞めることを決めていたと語った。

 また、井ノ原は、番組開始当初は視聴者の厳しい意見が多かったとし「おかげで頑張ろうよと3人の絆が深まった」と紹介。新司会者の3人には「何とかロスと言われる時期。切り替えが難しいかもしれないけど、前のことはどんどん忘れた方がいい」とアドバイス。視聴者には「ロスと言わないで、切り替わったことを忘れ、前からこうだったと思って見て」と呼びかけていた。大吉は「記憶の改ざんは無理」と笑っていた。

 番組の最後は井ノ原が「みんな大好き。ありがとう」と視聴者に別れを告げていた。