大みそかの「第61回NHK紅白歌合戦」(午後7時30分スタート)の司会者が3日、東京・渋谷の同局で発表された。白組は5人組人気グループの嵐、紅組は連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でヒロインを務めた女優松下奈緒(25)が起用された。個人ではなくグループ全員による司会は紅白史上初めて。嵐の人気ぶりには、局内からも「社会現象だ」という声が聞こえるほどで、幅広い世代に人気を得ていることが評価された。松下は放送開始時間が午前8時になって初めての連続テレビ小説で、平均視聴率が18・6%(関東地区)という高視聴率を記録。夏の「思い出のメロディー」の司会ぶりも好評だったこともあり抜てきされた。

 [2010年11月3日17時36分]ソーシャルブックマーク