第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの最終審査が23日、都内で行われた。最終審査に残った12人が、小池徹平ら過去の各受賞者の前でパフォーマンスを披露した。応募総数1万5132人の中から宮城県の上遠野太洸(かとおの・たいこう)さん(18)がグランプリに輝いた。中性的な容姿と高い演技力で、審査委員長から「今年は粒ぞろいでパフォーマンスのレベルが高いなか、お見事としか言いようのない完ぺきな男の子」と絶賛された。

 受賞の瞬間、目に涙を浮かべた上遠野さんは「支えてくれた方に感謝したい。あこがれの小池徹平さんのようになりたい」と喜んだ。授賞式を終えて「まずは、おなかをふくらませたい」と笑顔を見せると、審査員を務めたミッツ・マングローブ(35)から「私、食べる?いい仕事するよ」と誘われ、驚く様子で会場をわかせた。

 今年受験生の上遠野さんは受賞を喜びながらも「賞金(50万円)は受験料とかに使いたいです」と目標を見据えた。

 [2010年11月23日21時29分]ソーシャルブックマーク