AKB48選抜総選挙で1位に返り咲いた前田敦子(19)は、1位が決まった瞬間、いすに座ったまま突っ伏して声を上げて号泣した。約14万票の圧倒的な投票を獲得しての返り咲き。下を向いたまましゃくり上げ、よろけながらステージへ。「あっちゃーん!」という大歓声の中、トロフィーを胸に抱き締め「本当にうれしいです」と深々と頭を下げた。

 スピーチは以下の通り。

 この1年間、いろんなことを考えて毎日を生活してきました。応援してくれる皆さんがいながら、どこかで孤独と戦いながら過ごしていました。今日、あらためてたくさんの方が応援して支えてくれていることを感じました。

 私のことを嫌いな方もいると思います。ひとつだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないで下さい。

 皆さんに少しでも認めていただけるように、これからも私なりに頑張っていきます(深々とおじぎ)。