人気グループ嵐が3日、東京・国立競技場2日間公演を1日遅れでスタートさせた。本来は2、3日に開催予定だったが、台風12号の影響で2日開催分を4日に延期。リハーサルの時間が十分取れなかった上、直前に一斉フライングを中止。準備段階では台風の影響を受けたものの、約7万人の観客にはそれを一切感じさせない、パワフルで華やかなステージを展開した。

 年間1組しか許可されない国立競技場公演は今年で4年連続だけに、二宮和也(28)は「帰ってきたという感じ」。大野智(30)は「4年もこんなでっかい夏のお祭りができて幸せです」としみじみと言った。

 約3時間半でアンコール2回を含め、41曲を披露。アンコールでは、相葉と大野が慣れ親しんだ場所のように、バックステージから聖火台まで駆け上がった。