NHKがEテレのドラマ「中学生日記」(金曜午後7時25分)について、大幅な内容の刷新を検討していることが11日、分かった。同局は「より多くの中学生に見てもらう形態にするため」と説明した。同局ホームページでは、来年度の同番組に出演する生徒役のオーディションは実施しないと発表していた。同番組は62年に「中学生次郎」のタイトルでスタートし、72年に現在の番組名に。半世紀近い歴史を持ち、いじめなど中学生の抱える問題を描いてきた。平均視聴率は02年までは約8%を記録していたが、07年ごろから1%前後に低迷していた。新たな内容は来年2月に発表するという。