高知県の尾崎正直知事は19日、県の実在する部署を舞台にした映画「県庁おもてなし課」に出演する俳優の船越英一郎に、県の観光特使の委嘱状を手渡した。

 観光施設で無料入場券としても使える船越本人の名刺も贈呈。船越は「高知の自慢話をして『ぜひ訪ねてくれ』と渡したい」と意気込みを語った。

 県によると、委嘱期間は2015年3月末まで。おもてなし課は「船越さんは撮影で全国を回っている方。高知県の自然、食、人の温かみをPRしてほしい」としている。

 映画は5月11日から公開される。