NHK大河ドラマ「八重の桜」(日曜午後8時)の主演女優綾瀬はるか(28)と来年1月5日スタートの大河ドラマ「軍師官兵衛」の主演の岡田准一(32)が14日、都内で、主演のバトンタッチセレモニーを行った。

 綾瀬は「もっと撮影したかった」と語ると、岡田に大河の主役の先輩としてアドバイス。「連日ハードなので合間に仮眠をとるといい」。岡田は「寝ます。睡眠を大事にとって撮影に臨みます」と語った。岡田が綾瀬に「何を大切にして撮影していたのか」と質問すると「楽しむことが大事」などと語っていた。さらに「1カット1カット楽しんで、悔いの残ることもすべて良しとする」とも。

 岡田は「1年間乗り越えてきた人の言葉と感じる」とし、「『八重の桜』ファンにも楽しんでいただけるように頑張りたい」と抱負を語った。また、岡田は「八重の桜」のスタッフが「軍師官兵衛」に加わり「女性を撮っていて楽しかった」と言っていたことも紹介。「男性と女性でテンションが違うみたい」と冗談めかしていた。

 セレモニーでは綾瀬から岡田に白河だるまや会津の米などをプレゼント。岡田は姫路はりこ、姫路の地酒などを綾瀬に渡していた。