NHK定例会長会見が6日、東京・渋谷区の同局で行われ、1月の就任会見での発言で波紋を呼んでいる籾井勝人会長(71)は、会長職の続投をあらためて明言し、報酬返上の声に、今はそういう状況ではないとした。
また、NHK広報局は会長就任から5日夕方までに視聴者から電話やメールで約2万9700件の声が寄せられ、厳しい意見が約64%、肯定的な意見が19%と説明した。
籾井会長は、自身の発言で国会対応などに追われ、業務が空転しているとの声がある。籾井会長は「私自身は今フルロードに入っている」とし、「今は発言からくる問題について終止符をうつこと。いい番組をつくることなどに全力を挙げる」。その上で「思い切って仕事ができていない。できるだけ早く通常の業務にもっていきたい。公私の整理がついてなかった。強く反省し、あとは私のすることでお返しするしかない」と続投の意思を示した。
報酬返上の意向には「それはコメントしていない」としたが、報道陣から問われると「今はそういう状況ではないでしょ」と語った。
会見は籾井会長の国会対応のため、時間が約15分短縮された。不祥事などの話題では担当者が説明しようとすると「私がしゃべっているのにだれがしゃべるんだ」と不満顔。一方で、会見終盤の自身の問題への質問には、NHK側から「あと1、2問で」との声がかかると、「1問、1問。時間がない」などと、いらいらしている様子をうかがわせた。




