フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(38)が14日午後、ニフティの有料メールマガジン「新

 おとなの学び場」で、日刊スポーツとコラボした「フリーアナ長谷川豊の【公式メルマガ増刊号】」(月額648円)の第18号を配信した。

 「日刊スポーツの芸能ニュース7days」では、WEB「ニッカンスポーツ・コム」の週間芸能ニュースアクセストップ10の各記事を解説。STAP細胞の論文問題で理化学研究所の小保方晴子氏(30)が今月9日、記者会見で主張した“小保方発言”について持論を展開した。

 STAP細胞の存在があると主張してきた小保方氏は、会見で「(STAP細胞は)200回以上作製に成功しており、真実です」と明言した。

 長谷川は自身の経験から「証拠を持っている人間は、それを提示する義務がある」とし、会見で「ハッキリとした証拠が確実に示されるものだと信じていたが、出てこなかった。疑惑をかけられている人間の会見であれば、不十分だったと言わざるをえない」と切り捨てた。

 「200回」という数字についても「それだけ、成功していて別の写真が混ざるのだろうか?」と疑問を呈した。

 さらに、「STAP現象」という言葉を使用していたことにも違和感を感じたという。「仮に、もし、STAP細胞『的』な働きをする『現象』を見つけただけだったとしたら?

 あくまでも『的』なものでしかなく、万能細胞でなかったとしたら?

 証明することはできないですし、しないでしょう」と指摘した。

 小保方氏はこの日、代理人弁護士を通じて報道陣に説明文書を配布した。「11年9月ごろまでに(STAP細胞は)100回以上は作製し、その後も実験に使うため100回以上作った。状況が許されるようになれば、言葉で伝えにくいコツが分かるような映像などを近い将来公開するよう努力したい」と、あらためてSTAP細胞の存在を主張した。

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