俳優綾野剛(31)が20日、東京・テアトル新宿で行われた主演映画「シャニダールの花」の公開初日舞台あいさつに出席した。黒のスーツ姿で登場し、「初日を迎えられて、スタートをきれて、感慨深いです。感謝しています」とあいさつした。

 劇中では、女性たちの胸から生える謎の花を研究する植物学者を演じている。「綾野さんが女性たちの胸の花を触診するしぐさに色気があった」と、スタッフの好評を博していることを司会者から明かされると、「まあ、丁寧にあつかうってことでしょうね」と照れ笑い。「至近距離で診察しないといけないので。男と女の距離でしたね」と話した。実際に胸の花に触れられるシーンを演じた伊藤歩(33)は「心の中をのぞかれているような…。自分しか触っていないところまで触れている感じでした」とコメント。刈谷友衣子(16)は「(綾野との距離が)近かったです。体から生えているものをじっくり見られるというのは…少し照れました」と笑っていた。

 山下リオ(20)古舘寛治(45)石井岳龍監督も登壇した。